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7 モニタ (Monitor)

「モニタ」モジュールでは、サーバーの稼働状態、リソースの使用状況、および各種システムログをリアルタイムで監視できます。トラブルの早期発見やパフォーマンスの最適化に不可欠なセクションです。

7.1 システムの状態 (System State)

7.1.1 概要を表示 (Show Overview)

管理下のすべてのサーバーの状態を一覧表示します。各サービス(HTTP, FTP, DNS, MySQL等)が正常に稼働しているか、警告やエラーが出ていないかを直感的に把握できます。

7.2 サーバーの状態 (Server State)

7.2.1 CPU情報 (Show CPU Info)

CPUのモデル名、コア数、キャッシュサイズなどの詳細情報を表示します。

7.2.2 メモリ情報 (Show Memory Info)

物理メモリ(RAM)およびスワップ領域の使用量、空き容量を確認します。

7.2.3 サーバー負荷 (Show Server Load)

過去1分、5分、15分間の平均負荷(Load Average)をグラフまたは数値で確認します。

7.2.4 ディスク使用量 (Show Disk Usage)

各パーティションの合計サイズ、使用量、使用率(%)を表示します。

7.2.5 データベースサイズ (Show Database Size)

各データベースがディスク上で占めている容量を確認します。

7.3 ログファイル (Log Files)

ISPConfig は主要なサービスのログを収集し、管理画面から閲覧できるようにします。

  • メールログ (Show Mail Log): メールの送受信に関する詳細なログ。
  • システムログ (Show System Log): サーバー全体の一般的なシステムログ。
  • CLAMAV ログ: ウイルススキャンエンジンの動作ログ。
  • ISPConfig ログ: ISPConfig 本体のバックエンド処理(server.sh)の動作記録。
  • RKHunter ログ: ルートキット検出ツールのスキャン結果。

7.4 ジョブキュー (Show Jobqueue)

ISPConfig の管理画面で行った変更が、バックエンドで処理されるのを待機している状態を確認します。通常、ここにあるジョブは1分以内に処理されます。ジョブが長時間残っている場合は、バックエンドプロセスに何らかの問題が発生している可能性があります。

7.5 システム情報 (System Information)

サーバーのOSバージョン、カーネル情報、ISPConfig のバージョン、および稼働時間(Uptime)を確認できます。


??? 管理者用コマンド

モニタ画面に表示される情報を、サーバーのコマンドラインから直接確認する方法です。

# CPU の負荷とプロセスの稼働状況を確認 (top または htop)
top

# ディスク使用量を人間が読みやすい形式で確認
df -h

# メールのリアルタイムログを監視
tail -f /var/log/mail.log

# ISPConfig のジョブキューをデータベースから直接確認
mysql -u root -p dbispconfig -e "SELECT count(*) FROM sys_datalog WHERE status = 'pending';"

# サーバーの稼働時間と平均負荷を確認
uptime