8 ツール (Tools)
「ツール」モジュールでは、ユーザー個別の設定、セキュリティ管理、およびシステム間のデータ同期に関する機能を提供します。
8.1 ユーザー設定 (User Settings)
8.1.1 パスワードの変更 (Password and Language)
現在ログインしているユーザーのパスワードを変更します。また、コントロールパネルの表示言語(Language)やテーマ(Theme)を個別に設定することも可能です。日本語環境で使用する場合は、ここで「jp」を選択します。
8.2 インターフェース設定 (Interface)
管理画面の挙動をカスタマイズします。
- スタートページ (Startpage): ログイン直後に表示するモジュールを選択します。
- 確認ダイアログ (Show Confirmation): 削除操作などの際に確認メッセージを表示するかどうかを設定します。
8.3 リモートユーザー (Remote Users)
ISPConfig の Remote API を利用して、外部のアプリケーション(課金システムや独自のフロントエンドなど)からサーバーを操作するための専用ユーザーを作成します。
- ユーザー名 / パスワード: API 接続に使用する資格情報。
- リモートアクセス IP: 接続を許可する外部サーバーの IP アドレスを制限します(空欄はすべて許可)。
- リモート関数 (Remote Functions): このユーザーに許可する API 操作(クライアント追加、サイト作成、メール管理など)を個別に選択します。
8.4 同期ツール (Sync Tools)
マルチサーバー構成において、データベース上の設定と物理サーバー上の設定ファイルに不整合が生じた場合、強制的に同期(再生成)を行うツールです。通常、バックエンドプロセス(server.sh)が自動で行いますが、トラブル時の手動復旧に使用します。
- 同期対象: サービス(ウェブ、メール、DNS 等)を選択して実行します。
8.5 データベースのインポート (Import)
外部の ISPConfig サーバーや他のパネルからデータを移行する際、定義ファイルを読み込むために使用する高度なツールです。
??? 管理者用コマンド
リモート API のテストや、同期プロセスのデバッグに使用するコマンド例です。
# リモート API (REST/SOAP) のエンドポイントを確認
# (例: https://your-server:8080/remote/index.php)
ls -l /usr/local/ispconfig/interface/web/remote/index.php
# サーバー間の時刻同期状態を確認 (API 認証エラー防止のため重要)
timedatectl status
# ISPConfig の同期プロセスをバックグラウンドで強制実行
# (同期ツールでジョブを溜めた後に実行すると効果的です)
/usr/local/ispconfig/server/server.sh
# API ユーザーの権限をデータベースから直接確認
mysql -u root -p dbispconfig -e "SELECT remote_userid, remote_username FROM remote_user;"